TSMC会長、最先端技術の米流出を否定 大型投資計画、台湾総統は「米国の圧力ない」

台湾の頼清徳総統と半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家会長兼CEOは、台北の総統府で共同記者会見を開いた。魏氏は米ホワイトハウスで発表した米国での1000億ドル(約15兆円)の新たな投資計画について「米国の顧客の需要が非常に大きいためだ」と強調し、最先端技術が米国に流出して台湾の競争力が失われることはないとの考えを示した。