放送システムを「ソフトウェアベース」で作るには FOR-Aならではのアプローチと、“フルIP化”への懸念

2020年のコロナ禍や働き方改革といった流れ、あるいは地方におけるハードウェア技術者不足により、テレビ局内のワークフローは大きく変える必要性が出てきた。放送機器を手掛けるFOR-Aこと朋栄でも、過去10年来続くIPソリューションに対応すべくビデオサーバなども製品化しているが、ここ2~3年で急速にハードとソフトの両対応を進めている。