中国「改正反スパイ法」施行1年 入国時の「スマホ検査」へ高まる懸念、当局の説明は不十分な点も

 中国でスパイ取り締まりを強化する改正反スパイ法が施行されてから1年となった。中国当局は国民に協力を呼び掛けて摘発を進めており、同日から個人のスマートフォンやパソコンを検査する権限を当局者に与えることを明確化した新規定も施行。海外で高まる懸念には「中傷」などと反発している。